壊建物探訪スナップ in 広島
　　　　　　　　 with Nikon FE-2

盆のシーズンがやってきた。去年に続きsometime somewhereの友人ムッシュＭ氏と一緒にスナップ撮影する事になりました。今回のお題は「美しい建築物と市内スナップ」僕の案内でさてどうなるものか。

ペアルック？

僕はメインをNikonFE-2にサブとしてきゃぷGXを持ちムッシュＭ氏はというとメインNikonFM-2とサブcontaxT3といった具合。気が付けば二人とも黒のメインカメラにドンケのタン色のカバンを持ち仲の良いペアルックに程よく見えた事だろう・・・良かった服まで合わなくて(^^;)。人の話をするのもなんだけどムッシュＭ氏のFM-2むちゃむちゃキレイ。ソフトシャッターとシューカバーまで付けて僕のFE-2に比べるとまぶしい。僕の使い方が荒いのかムッシュＭ氏が大切に扱っているのか・・・たぶんどっちもだ。

のっけからトラブル

実はムッシュＭ氏に今回お願いをしていた。僕のマイクロレンズに中間リングPKシリーズが合うか試させてくれる為にわざわざ持ってきてくれた。早速PK-13とセットしてはめてみると・・・FE-2のメーターがうんともすんとも動かない。あれ？・・・ということでムッシュＭ氏のFM-2にはめるとばっちりメーターは動いた。FE-2・・・電池切れか？・・・それとも・・・。とりあえず最寄りのカメラ屋さんに行き電池交換。やっぱりメーターが動かない。シャッターを押してみる。あ！動いた。少し不安な動作回復。しかし何とか今日は使えそうだ。ちなみにPK-13も無事完動しました。

撮影開始

第１撮影地は広島市中区基町にある広島クレド・パセーラ(1994年) に降り立った。
この建築物はNTT都市開発＋日建設計により1994年に建築され現在１０周年になる広島の一番中心的な建築


第２撮影地は広島西消防署(2000年)
　山本理顕氏設計の「市民に開放された災害活動拠点」
ガラスルーバーで全面を覆い外部からも内部からも透ける建築物

第３撮影地は広島南区出島埠頭周辺

第４撮影地は広島南区宇品の広島プリンスホテル(1994年)　設計は池原義郎氏。小さな島にモノリス状のボリューム感で建つ三角柱というだけでも凄まじい存在感。外部との距離に変化を持たせる三角形で構成される平面は僕にとっては衝撃的な建築である。折角だからと広島を一望出来る最上階の展望を楽しもうとお茶するがお値段も最上級。

第５撮影地は広島市東区牛田早稲田周辺

ムッシュM氏に借りたAi Fisheye-Nikkor16mm/f2.8Sで

第６撮影地は広島市東区山根町周辺・・・写真がない。実は・・・

やっぱり

Ai Fisheye-Nikkor16mm/f2.8Sをちょこちょこ使うムッシュＭ氏に対抗(?)して以前から借りっぱなしのTC-200+Tamron SP 500mmで1000mm撮影だ・・・などとバカをしてはいるが、FE-2の中でこのとき４本目になるフィルムが空回りしているなど知るよしもないのである(←馬鹿の上塗り) 今回は僕にとって数少ないゆっくりとカメラを構えられた機会でしたが流石にきゃぷGXにはない一眼レフカメラの楽しさがしみじみ感じました。やっぱり良いよFE-2。

-2004.8.18