F4の最高兵器はMFレンズ
         with Nikon F4

 

 

 

 

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F4の最高兵器はMFレンズ

今思えば僕のカメラに興味を持ったのは3年前に親父のカメラを借りたことから始まった。そのカメラはフルメカニカルメーター無しのカメラminolta SR-1 に標準レンズPF-Rokkor 55mmf1.8 と中望遠レンズMC-Rokkor 135mmf3.5のセット。FE2を購入しさらに僕がFE2用に用意したレンズは親父のレンズ焦点距離構成とほぼ同じ2本のMFレンズになっっていた。今回はFE2用に購入したレンズについてだ。とは言ってもうんちくが述べれるほどの知識も経験もないので使用感だけでも書いてみる。

手元のMFレンズ達

Ai Nikkor 50mmf1.4S
アナーキーA氏の手によりフジヤカメラにて購入頂いたレンズ。
正直今までで一番気に入ったレンズなのであります。明るいF値1.4は「こんなに撮影範囲が広がる物か・・・」と思わされ日の暮れるのが早くなってきたこの時期を気にすることなくFE2とセットで散歩に出られるようになった。最短撮影距離も45cmと通常より少し短く寄れるのはとってもありがたく常用には十分便利。しかも50mmという焦点距離は小望遠レンズになったりポートレートレンズになったりで僕の中では異常に便利で赤丸急上昇中。しかし気に入っている理由はF4やFE2に付けている様がとってもかっこい〜からだったりする から僕もいい加減なものだ。

Ai Nikkor 135mmf2.8S

初めての明るい望遠系レンズ。フィルターやお手軽と言う理由だけでアタッチメントサイズ52mm径を基準に選択した望遠レンズ。フードが繰り出し式の内蔵でかさばらないからFE2に50mm付けて肩に掛け135mmをシャツの胸ポッケに入れてブラブラってとてもいい感じ。(片胸ボイン状態)だけどそのまま下手にお辞儀なんかすると落っことしそうになるので要注意なのであります。(ストラップでも付けようかしらん)しかし人物撮影になると被写体との距離が離れてしまい混み合った場所では間に色々な人が通り過ぎて行ってしまいます。例えば祭りの様に廻りが騒がしいとほとんど被写体に撮影の意志は伝わらずそっぽ向きの写真になります。しかし被写体に気付かれない街頭スナップや更に廻りの情景を取り込めばとっても感じが出そうで期待大。

やっぱりやってみた

のびーさんのページのパクリになるがやっぱりやってみた。(のびーさんすいません)F4くんに初めて爪付きレンズを装着してみた。なんかニコナイズして格好いいが何せ今まで大柄なズームレンズばかりだったので一見「狸のちん○こ」「小便小僧のおてぃん○てぃん」の様に見えてしまう。失礼・・・。しかし装着してみるとF4のファインダーは覗くと新しい鼓動が走って新たな力が漲る思いがする。ズームレンズとの見え具合の違いはきっとそんなに大きくは感じなかった(俺だけか・・・)のにピントを合わせると「ドピシャーン」なのである。(←なんだそれは)「ガッキーン」なのである。(おいおい)よくF4の事をMFで使用するなら最高のカメラと言われるが確かにと実感してしまった。これほどMFレンズ使用して機能性能充実なAFカメラが他にあるだろうか。今更ながらF4は最高だと惚れ直してしまった。F4のAF/MFを蹂躙するプラットホームの偉大さと明く自然なボケのファインダーとMFレンズでも可能な豊富な測光方式とさらにアナログダイヤルによる操作性までも備えたF4の最高の相棒はMFレンズ陣営なのかもしれない。・・・がにしても全く財布に恐ろしい話だ。

-2000.10.25