お散歩カメラグアムを行く 〜1日目
         with Nikon FE2

 

 

 

 

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お散歩カメラグアムをいく 〜1日目

このホームページにも累計10000人の方々が訪れて頂いた。とっても嬉しい限りだ。 最近は読者の皆さんから感想を頂いたり情報を頂いたりと返事を書いたりととっても楽しいライフワークになってしまいました。そこで今回は10000カウント記念に(嘘)今回はグアム島ご満悦の旅に出発だ!(これは本当)

僕はグアム島のタモンビーチに来ている。青く透き通った海とどこまでも広がる青い空に包まれ南国の暖かな風は私に異境への歓迎を歌っている。海に躍り出るように椰子の木はビーチを囲いビーチパラソルが彩りよく軒を連ね遠くには愛を歌う恋人岬が見える。傍らのビーチベットには現地で知り合ったクリスチーヌが寝そべり私の方を向いて微笑んでいる。(写真参照・・・栗毛の捨て犬)その側で真っ黒なニコンFE2が佇んでいた。

グアムは日本だらけ

バスFE2に50mmf1.4をセットしカミさんからひったくった1980円のユニクロのカバンの中にはAi28mmf2.8とAi135mmF2.8Sと数本のフィルムを忍ばせ肩に掛けてグアムの繁華街に乗り出した。・・・が・・・なんと・・・
表通りへ歩いて見るとレストランの「キリン一番絞り」の幟から始まり「ラーメン」「定食」「回転寿司」と日本語のオンパレードしまいには「回転焼肉」(謎)なんてのもある。一体どうなってるんだこの島は・・・廻りに居る買い物観光客たちもほとんどが日本人で店の店員は日本語で話かけてくるし・・・買い物おばちゃんは日本語で値切りあげてる始末。誰がこんな南国の島をジャパナイズしやがったんだ。・・・って明らかに情けない日本人の仕業だね。
でももしこのありさまをあのグアム島の密林で潜伏していた故横井庄一さんが見たらどう思われるんだろうか?氏は帰国後の二十五年は、日本人の「ぜいたく」をしかり続けたと聞いているが全く日本人はそんなこともお構いなくのうのうと事も有ろうかグアムをこんな風にしてしまった事はすこし反省するべきかもしれない。どーすんだ日本人そんなにお土産買って!

PLフィルターを求め

照りつける太陽。真っ青な海。と来ればまさにPLフィルターの出番である。が・・・今回「PLフィルターをもってきていない」のである。凸(T_T#)
気が付いた時は既に遅く朝6時出発したバスは空港直行便で新規調達する間もカメラ屋に出会えることなくこんな日本人用南国島まで連行されたのだ。しかしだ現地で保釈後何とか買えるだろうと思っていたのである。が廻りを見渡すと・・・「お土産屋」「DFS」「ショッピングデパート」「ミミーラーメン」「CHANEL」「大人のおもちゃ」「ストリップショー」「射撃」と日本語だらけ、しかもこっこれは完全に日本で言う温泉街の乗りだ。下手な外国映画の中での日本は笑えるがこいつはちょっと笑えない・・・もちろんこんな所歩き回ったってカメラ屋なんぞ有るわけがない。こうなればホテルの電話帳をひっくり返して照合発見位置確認。観光用のフリーバスを駆使し着いた所「PHOTO TOWN PLAZA」と書かれたビル発見!。その壁にはしっかりとあの青と黄色のNikonのロゴまで見える。やっとこれでPLフィルターをゲットできる。店内に入ると森 久美子似の大きな金髪の白人女性が話し掛けてきた。
因みに密かに僕は森久美子ファンである
「hallo!!」
おっ英語だ・・・やっと外国に来たと実感だ。
「はろー、あい うおんと れんずふぃるたー」
「OK!」
と指さされたショーケースには数種類のフィルターが見える!
おおKenkoのPL発見!ってあれ。
77mm77mm58mm58mm58mm58mm・・・げ・・・52mmが無い・・・いくら見てもその2種類しかなく森 久美子に聞いても無いのである。そこに店長らしき人物が来て奥から何やら出してくれた。紛れもなく52mmPLフィルターちゃん・・・あれCanonって書いてある・・
「This filter is a high price. OK?」
「げっ・・・はうまっち?」
「$103.85」
おう!べりーべりーえくすぺんしぶ!!
こんなの買えるわけない。
 
しかしグアムの日差しは本当に眩しかったのである。

 2日目につづく

-2000.11.30