お散歩カメラグアムを行く 〜2日目
         with Nikon FE2

 

 

 

 

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お散歩カメラグアムをいく 〜2日目

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ここは南国の地グアムだ。しかし脳天気にもボケッとしてはいけない。忍び寄る影には要注意なのだ。曲がりなりにもここは熱帯雨林気候の南国グアム。ちょっとパラパラッと雨が降り始めたと思ったらズッサーとこれでもかと海賊スコール様のお出ましだ。車の行き交う道路は5分もしない内に川のようになる。歩く人も道の端に寄り添い雨宿り。まさに南国の参勤交代だ!こんな時に暢気にカメラなんか構えてたりするとあっという間にお陀仏だ。しかも白い白い長い長い浜辺なんぞ気長に歩いていると真っ青な空と海に見とれ余りに綺麗でカメラを構える・・・しかしそんな僕の背後に忍び寄る影がいるのである。海賊スコール様参上!こうなったら間近に隠れる所が無いのだから晴れた方向に向かい「ばかやろーくるんじゃねー」と叫びながらもう全力疾走有るのみである。やって見ると案外数分はしのげるもんである。(お試し済み)凸(T_T#)しかし更に最悪なのは愚かにもグアムの海の中に我が身を揺らしてお魚さん達と仲良し小良しなんかしてた場合である。この場合なんかはもう手を合わせるしか無いだろう。(-人-)合掌。だから2日目からはビニール袋を常に持ち歩いていた。(ゲロ袋みたい) 因みに写真はドッグレースで燃えるろくろー。

カメラマンろくろー!?

「おいろくろー写真を撮ってくれ〜や」「こっちもじゃ〜」「みんなで一緒に撮るけ〜の」威勢のいい広島弁の数々・・・そう僕は今まさに観光地で起こりうるカメラマンさん状態だ。そう今までリゾートを満喫している一人旅の様に書いてきたが実は今回のグアム旅行は只の会社の慰安旅行だ。そんな場面でカメラ持って歩いてるとどうしてもカメラマンさんになってしまう。しかしどうも僕は人相手にカメラを向けるのは苦手なので風景やスナップに専念しようと思っていたがこのありさまだ。しかしよく考えてみると被写体の方から撮ってくれと言われる事は滅多にない。言われると案外その気になる物で快調にしっかり撮ってしまった。結局それが弾みになりその後スナップでも関係ない人に向かってシャッターを切る度胸というか積極性が生まれてしまった。日本に帰って今回撮った写真を見てみると「やっぱり人を撮るのもいいな。」なんて新しい興味が沸いてきた。 これはきっと観光旅行と南国の恐るべき力なのかもしれない。そう言えばかわいい子供には旅をさせよとよく言うがこういう事なのかもしれない。昔の人はうまい事いったもんだなー。

またも・・・電池切れ

今回の装備の内の一つに会社のデジタルカメラを持って行った(持って行かされた)。最初は会社の人をデジカメで撮ろうと使い分けるつもりだったがFE2を持って片方でデジカメ持ってではめんどくさくてやってられなくなり結局FE2で撮っていた・・・失敗・・・その上コンパクトカメラ代わりに使ってるとそのうち充電した電池も切れ使い物にならなくなってしまった。(予備電池ぐらい用意しとけ・・・)室内撮影などはデジカメのフラッシュで撮ればいいやと割り切っていたのでFE2用にはスピードライトを持っていってなかったので少々不便だった。グアムにも市販のデジカメ用の電池も売っていたけど説明が英語で読めず使えるかどうか確認出来ず結局諦めてしまった。流石のデジカメも電池がないと何にも役に立たないのである・・・。

されど南国の島はよかった

なんやかんや言いながらやっぱり南国の島グアムはとっても気持ちよかった。滞在期間2日だったけど飛行機を降りた空港内から既にリゾートしてるのだ。空港の職員さん達も大きな外人さん達がとってもフランクでフレンドリーで入国手続きで並んでいる人たちに笑いを振りまいたり、子供をあやしたりからかったりととってもほがらかでウエルカムな雰囲気なのだ。それだけで十分心穏やかになるのは普段の生活に心のゆとりが無いからだろうかなんて考えちゃってちょっと寂しくもなっちゃった。ああまた来たい南国の島グアム。今度は買い物なんかしないでゆっくりのんびり浜辺で昼寝しにプライベートで来たいもんだ。

-2000.12.6