自分に合ったカメラ
         about Ricoh caplio GX

実はここのところFE-2くんを持ち歩いては・・・
「なんで僕の写真こんなにおもしろくないんだろう」
「なんかもっと撮り方ってのがあるんじゃないかな」
「僕の写真は何か足りない感じがする」
なんてまじめに考えてたりしました。
俗に言う「自己認識型スランプ」です。

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持ち替え

常時(なるべく)持っているカメラをFE-2からきゃぷGX[Ricoh Caplio GX]に持ち替えると色々違いや変化が現れてきました。

スナップに行こうと自分一人でブラブラするならFE-2くんを持って行くのだけど、僕の日常生活の大半は「製造業設計系サラリーマン」。休みといっても「二児のオヤジ」が大半を占めていて日常はほとんどが自分「以外」のペースで行動していることになります。
そんな僕の撮影スタイルは実生活に影響が無いくらいにとどめます。仕事の移動中(←オイオイ)の自転車や車の中からでもスナップします。車を止める駐車場も屋上を選んでみたり、裏階段を下りてみたり。荷物をいっぱい持って子供と遊びながらでもポートレイト。洗濯物を取り込みながら空をみていたり、道に落ちている変な物を探したり。でもそんな生活の中で「目に付いた物」を納めるにはきゃぷGXの瞬発力と携帯性がとってもうれしかったのです。
こればっかりはD100でもF5でも交代出来ないんです。だからといってミノックス・デジタルクラシックカメラ ライカM3 だって僕を満足させてはくれないでしょう。

僕にとっては・・・

「Ricoh caplio GXが一番いいよ!」
なんて言いたい訳じゃないんです。
僕の日常のペースにはピッタリでもあなたのペースにピッタリとは限りません。僕の「使える」微妙なバランスに今はきゃぷGXが乗っかってる感じなんです。僕の言いたいのは「自分の状況に合ったカメラ」を使うのは非常に気持ちのいい事だったって思ったって事なんです。

やっぱり

きゃぷGXを持ってから。また少しずつ撮る枚数が増えてきました。カメラを持っているとついつい被写体探してしまいますがFE-2くんを持っている時よりももっともっと広く狭く目をこらすような感じがしてきます。
・・・なぜ・・・
やっぱり考えないで感覚で撮ることが増え、フィルムをケチらないでいいので一つの被写体に色んな角度で撮るようになった事が大きいと思います。やっぱり撮らなければ上達もしませんものね。

正直言うと・・・やっぱりFE-2やF4での撮影の方が楽しいです。もっとゆっくり自由に撮影出来るようになれたらやっぱりFE-2に戻したいです。 きゃぷGXでいろんな修練をつんでFE-2達を使えるようになれば今よりもっとお気に入り写真が撮れそうな予感がしています。

-2004.8.10