きゃぷGXにほの字中
         about Ricoh caplio GX

正直カルチャーショックであります。オヤジの一眼レフカメラminoltaSR-1でわけもわからず写真を撮っていた妙に不思議にうれしくて。写真てこんなに撮ることが楽しいモンなんだと思い始め。そんな僕がF4を買ったとき。「なんて素晴らしいカメラなんだ」と感動し写真にのめり込んでしまった。それから早4年経ってしまった今でもあのときの感動は忘れていない。今回のRicoh caplio GXは改めて前述した感動とは違う別次元の感動を覚えている。持って歩いて撮る。すごく基本的な事なのだけどこれがむちゃくちゃ楽しい。というよりFE-2くんから比べてコンパクトでどこでも気兼ねなく構えられるってのが結構バリアフリーなのだ。と「今更」な田舎者の感動はさておきちょろっとこのカメラを触ってみた感じを書いてみます。(←あくまで田舎者)

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広角ってノイジー?

ネット上では画質?広角28mmでノイジー?とか言われますが僕的(←ここが一番問題)にはノープロブレム。というか500万画素とは綺麗だナーなんて改めて関心。こんな事言っているから低レベルなんだけど僕は35mmでとお〜っても綺麗より28mmでふつーに綺麗な方がと割り切ってるのでご了承を。

パンフォーカス付

驚いたのはなんとフォーカス設定がAF-MF-スナップ-∞と4種類ある。MFはマニュアルフォーカス。∞は焦点距離が無限大と言葉通り遠景用というべきか。しかしスナップ(固定)はパンフォーカス・・・そんなのが付いてるのか。FE-2くんで28mm付けてパンフォーカススナップしてた僕としてはうれしい限り。でもこのカメラなんとズームしてもパンフォーカスにしてくれてます。だからシャッターボタンを一気に押し切って撮影します。何か変な感じだけど起動が早い事に合わせて考えると起動からシャッター押して2秒ほどで完了。これが「スナップ向き」と言われる由縁なんですね。
※パンフォーカス・・・カメラに近い被写体から遠くまでピントを合わせて写すこと。どこにでもピントが合うので合わせが必要なくなります。マジック・ジョンソンのようなノールックパスだってできちゃうんです。

リバーサルフィルムの様な映り

色々撮っていると露出がAUTOのままだと「白飛び」現象がよく起こります。このカメラの特長なのか露出が結構オーバー気味で裏の液晶がほんの少しアンダー気味な感じ。だから「また白飛びしてるじゃん」と言うことがちょくちょくあり液晶を見ながら-1.0ほど露出補正をして撮り液晶で確認するとOKぽいのだけど、家に帰ってパソコンで見るとほんの少し+0.3ほどオーバー気味。ううん。こいつは慣れが必要。僕はだいたい昼間の明るいときは-0.7を標準にして露出補正を掛けて撮ることにしました。しかし、どうやら露出補正は常用しないといけないぞこのカメラ。露出補正ダイヤルがあったらいのに(ボソ)。

実はこのカメラというかレンズというか色味が非常に好みです。派手な様で落ち着きがあってそれでいて立体感がありまろやかだ。ニュートラルで自然な発色とでも言うべきなのか(常人ではないな僕)。コントラストも異常に感じる時もある。空の写真を撮ると山や建物がシルエットになりやすい・・・まるでリバーサルみたいなラチチュードの狭さ。言うなればコダックさんとこのリバーサルフィルムを感じるのであります。(普通はダイナミックレンジが低い・・・とか言うのだろうけど)

リバーサルと言うならしょうがない。だからこんなに露出をシビアなのか・・・おもしろいじゃないか「きゃぷGX」などと思うことにしています。

-2004.7.15