欲しいのは新型スキャナー

 

 

 

 

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欲しいのは新型スキャナー

巷で高級コンパクトカメラがブイブイ言わせてる?この時期「僕だって欲しいぞ」と某カメラメーカーのコンパクトカメラ特集の本を買ってしまい「ああ〜」なんて思い焦がれて甘い罠にはまりそうになりながら悶絶の禁断症状のなか絶妙に自分をコントロール(うそ:最近忙しすぎてな〜んも出来ない見れない考えられなかっただけ)しなんとか難(?)を逃れていた。が!人の欲望とは恐ろしい物なのだ。次から次へと自分に必要だと思いこむ物を見付けてしまうのである。今回はそんな僕に欲望の罠を掛けようとする悪いやつのお話だ。(悪いのは僕なんだけど)

EPSON FS-1300WIN(SCSI)

僕の写真ワールドの中で一番使用頻度の高く使用時間の長い機材と言えば実はF4くんでなければFE2くんでもない。間違いなくFS−1300WINと言う既に生産中止になったEPSON製のフィルム専用スキャナーなのだ。ネガからポジまで自分の撮ったフィルムは全てこの白い箱を通ってディスプレイで鑑賞してる。しかしフィルム36枚取りをスキャンするだけで画質を落としても1時間30分かかるこの作業は数少ない自分だけの時間を裂くのはかなり辛い。5・6本もフィルムが溜まると1週間ものなのだ。わくわく気分もだらだら気分になってしまう。本当に間違っていないのか僕はなんて思ってしまう。

でも正直今の僕の鑑賞方法を考えてみれば画質を落としてまで個体差の出るスキャナーを通して旧世代のビデオカードの為設定の曖昧で電磁波ノイズの嵐のパソコンを介しカラーバランスも合わせ切っていない8年前のディスプレイで写真鑑賞とは随分と不確定要素だらけでなんていい加減なやり方なんでしょう。

今までのわがまま条件

とは言え一番なさーなのが実は一番使ってるそのスキャナーくん借り物だったりするんですよね。てな具合でスキャナーが欲しいのであります。でも今まで買うに買いそびれる現状があったのです。

・フィルム専用スキャナーはやっぱり高い
・フラットベットスキャナーにも最近は透過原稿ユニット装備の物があるけど一枚ずつのスキャン作業は辛すぎると思う。せめて1列6コマいっぺんに取り込んでくれないと手作業増えすぎて困っちゃう。
・スキャン速度がやっぱり遅い。ほとんどのスキャナーは単にスキャニングに時間が必要なのかFarst-SCSIやUSB1.1の規格でしかインターフェースが対応していない。やっぱり僕の使い方から考えるとまだまだ遅すぎる。

救世主?

そんな僕の不満を一気に解消と現れたのはこれまたEPSON製のフラットベット型スキャナーGT−9700Fなのだ。こうなればと早速久しぶりの休日でルンルン気分な僕はお店に触りに行ってみた。実売価格はギリギリ3万円台の消費税込みで4万円台前半。思ったよりリーズナブルだ。手に取るカタログにはなんだか「スーパー」の文字が良く付いているしいいんじゃない!(こうゆう判断もどうかと・・・)透過原稿ユニット標準装備な上に2列12コマスキャンできるらしい。その上IEEE1394のほかにUSB2.0を標準装備するという「速度自信あり」仕様とくれば全ての不満解消。実際に使ってみた訳じゃないので少々不安だけどまあ僕の中では画期的製品に見えちゃった。「やっと時代が俺についてきた」な〜んて思いながらルンルン気分でありました。
この時僕はまさか忙しさのため永い冬眠についている僕のパソコンのハードディスクが壊れて今までの写真データがぶっ飛んでちゃったり修理にお金吸い取られるっていうブルーなことが起こってるなんて知る由もないのであります。「時代はついてきても金と運が俺についてこない」が一番問題なこの現状なのが人としての厳しい世界を波瀾万丈に生きているなあなんて感じてしまう今日この頃な僕なのでありました。

-2001.10.1