ピントのあわせにくかった訳

近視で眼鏡が放せない僕にはちょっとした夢があった。
それはサングラスを掛けて海沿いをドライブしたいと言うほのかな憧れだ。普通はコンタクトにすればいいじゃんと思うのだけど実は買った事は有るんです。でもどうしてもあの感触に慣れなくって終いには片方無くしちゃって・・・そんでそれが出来ないでいる所がちょっとした夢な所なのです。そこで買っちゃったのさ「め・が・ね」。サングラスレンズ取付式（最近は磁石式でサングラスがカチッってはりつくわさウルトラマンセブン変身感覚みたいなやつ）でプライベートグラス。うーん一挙両得じゃん更にリーズナブル〜ン。眼鏡って変えると顔の一部だから見かけはすっかり変身しちゃったりするんだよね。ワクワクなのさ。で・・事件おこるわけさ。

ある眼鏡屋さんで

「お客様は今の眼鏡で不都合は有りませんか？」
「ええだいたい良いと思うのですが一応検査をお願いします。」

・・・・・検査中・・・・・・

「お客様は今までの眼鏡で何か感じられませんでしたか？」
「いえ特に・・・」
「ではこれを掛けて見て頂けませんか。」
と試作メガネを渡されたので掛けてみると・・・
「うおっ・・・なんやこれくっきり見えるやんけ〜。やっぱり近眼の度が進んでたんやなあ。どうも最近ピント合わせ難いなんて思ってたのよねん。」

「^^;)いいえお客様の近視は今まで通りでした。」
「えっじゃあ新開発のジャスピンレンズとかコントラストはっきりレンズとかの新製品だったりして？」
「^^;)いいえお客様は乱視で御座います。」
「僕が？らんし〜・・・ってなに」
「^^;)要するに特定の方向にピントが合わない状態なんです。」
「え・・・で・・・？」
「= =;)お客様のお・め・めは横方向のピントが合わないんです。」
「・・・・・なんだって〜なんてこったい。」

おめめは大切に

-2001.7.28