スナップライドONバイク 第2歩
         with minolta X-500

 

 

 

 

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スナップ ライド ON バイク 第2歩

僕は県道31号線(広島〜呉)沿いにあるコンビニで明太子むすびと珈琲を買い側の堤防の上に腰掛けている。少々風が有るせいか闇の中の海からは波の荒い雄叫びが聞こえてくるが案外それが耳になじみ妙な安堵感すら感じる。むすびをふた口で片付け煙草に火を付ける。一時の無重力空間を感じていると目が慣れたせいか波打ち際の泡立つ白がぼんやりと見えてきて遠方のタンカーの明かりにまで目が渡り視野が広くなる。町の照明まで気になり始め頭の中に入ってくる情報量が少々ざわめく。ふと気が付くと波打ち際をなぞって先方に目を向けると500m先の大型店舗の明かりが今の僕には笹倉鉄平のマジックアワーのように見えてくる。すこし見入った頃くわえた煙草は限界域まで縮んでいた。腰掛けた堤防の表面で煙草の火を消すと闇に火の粉のほたるが吸い込まれていった。

カメラ固定方法は

まず頭に浮かんだのが「ぐにゃっと安定君2号機」だ。・・・けど所詮垂直荷重しか支えられないのでOUT!そこで思いついたのがかなり昔のバイク雑誌にハンドルに付けるカメラ固定用ステーがあった。もちろん走行中用じゃなかったような気がしたんだけど・・・そこでバイク用品専門店で広島県内最大(?)の店舗面積のある「南海部品(広島横川店)」に行ってみる。・・・しかしソンナモノは無かった。こうなればカメラを固定するステーを作るしか手がないかもしれない。
そこで何か役に立つものがないかその足で「キタムラ(広島旭町支店)」に行ってみる。するとちょっと役に立ちそうな物発見。テーブル三脚SLIK MINI8555だ。なんとエレベーターポールの下には吸盤が付いている。もしかするとこいつはバイクのタンクにくっついてくれるかも・・・行けるかもしれない。姉妹品で自由雲台があって迷ったけど、バイク上での調節には水平垂直に固定回転してくれた方が嬉しいと思って普通の(?)雲台の方にしてみたんです(安いし)。・・・ってこの雲台って何か思っていたのと違うみたい稼働する個所が1つ少ないタテ位置固定できないのコレ。

装着開始

店員さんにバイクのタンクの上に付くか試したい・・・なんて流石に恥ずかしくて言えなかったんで付くかどうかハラハラどきどきだ。付かなかったらどうしよう・・・いや分解してでも付けてやる。・・・・おりゃ・・・ほい・・・えい・・・コレでどうだ。案外何とかなる物だ。無事バイクのタンクをテーブル代わりに付いた。三脚の足にタンクバック(タンクの上に乗る専用の磁石付きの小判鮫バック)を被せカメラのストラップをくくりつけた。じゃーん完成。吸盤もしっかりくっつき思っていたよりしっかりと固定できた。と思う。

このミニ三脚についてる二動作分離方式(2way)雲台・・・・あとでゆっくり落ち着いてカメラを取ってゆっくり考えて見ると「タテ位置でも付けられるじゃんこれ。」・・・SLIKのHPにも付け方の紹介が載ってるじゃん。よかったー。でも重心が片より不安定なのでバイクの上では横 位置にしておくことにする。

さて次にはピント合わせ・・・ここは28mmf8焦点距離2mのパンフォーカス設定固定でしようと思う。ファインダー覗いたりなんて無理だから。

-2001.7.1