This is a PEN (なんちゅうネームだ・・・) |
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隠していたわけじゃないけど実はまだこのページで公開していないカメラがある。このカメラは使わなくなった義理の父に頂いた物だが我が家の大蔵省の過去を鮮明に写してきた思い出のつまった記念のカメラ(らしい)である。そのカメラは小振りで汎用性の高いマウントを持ったメカニカルMF一眼な彼の名はPENTAX SV(以下SV)と言う。 |
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SVとは・・ |
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簡単に調べてみるとPENTAXの名前の由来になるペンタプリズム採用のAPから始まりK・S2・S3そして5代目としてその名にドイツ語でセルフタイマーの意味を表す「V」を取りSVが誕生する。今現在の最大特徴としてはM42プラチカマウントと呼ばれる当時では各カメラメーカーの採用したスクリューマウントでその汎用性はツァイスを初めフォクトレンダーから始まり国内でも軒並みこのマウントを採用されていた。 |
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実際手にもってっみると・・・ |
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なーんて知ったかぶりのカチカチ記事を書いていてもボロが出そうなので簡単に思ったことを書いてみる。まず一点がプレビューボタン・・・っと言っても本体ボディには無い。と言ってもこのSVについている標準レンズのSuper-Takumar 55mm F1.8においてはレンズの方にある。これは以前使っていたminolta PF-Rokkor 55mm F1.8もそうだったので別に驚きもしないことだったしこの頃のレンズではこうだったのかもしれない(知らないんです)。しかしminoltaのそれにに比べて少し違っていたのは「プレビュー状態で固定」出来るということだ。レバーをプレビューにすると手を離してもプレビュー状態のままで固定されるのだ。要するに指で固定しないでもプレビューしたままで露出変更でき画面のぼけ具合が刻々と変化を楽しみながら確認してシャッターを押せる。結構プレビューボタンを押し続けるのって大変だから便利と勝手に私は思う。更にプレビューしながら露出変更すら出来ない最近のAFカメラには到底真似できない技だ。因みにわが愛すべきF4くんのプレビューボタンは押し込み式でそのまま固定とまではいかない。しかしもちろんプレビューのまま露出変更確認が出来るのだからそれはそれで気に入っている。
次に思ったのが表示窓。径1mm程度の穴がシャッターダイヤルの側に付いている。巻き上げすると赤に変わりシャッターを切ると戻る単純なものだ。更にジージーと少しうるさいが名前にあるとおりセルフタイマーが付いている。これはフィルム巻き取りノブの下に付いいて少し回転させてやり隣の小さなボタンを押すことでスタートだ。どちらも特別便利と言うわけではないのだがこれらの機械式ギミックがSVの隠し味として妙な魅力を醸し出しているのは確かだ。 |
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驚異の300mm単焦点レンズ |
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更にバイク屋の店長より「使わなくなった」と言う理由で譲り受けたレンズがある。こいつは私の持っている中でも最長焦点距離300mmの単焦点レンズ
Tele-Takumar 300mm F6.3だ。こいつの変に感じる特徴は二重の絞りリングだ。と言うより意味が分からない。 ・・・えっもっと写りとか使用感とかまともな話はないのかって? |
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説明書 |
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-2000.9.1 |