夢の光源

 

 

 

 

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夢の光源

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私は夜中の撮影をする事が最近よくある。昼間になかなか撮影時間が取れなくって「でも〜もうがまんできない」っておバカさんになったりする事も理由のひとつだけど夜の闇の中の撮影は出来上がりを想像できない楽しみがあったりする。昼間だとF4くんのいかしたファインダーで覗く絵が撮れると「成功写真」(?)になるのだろうけど夜はそうはいかない。かっこよく(?)撮れているコマがあると宝くじに当たった気分だ。しかし、光が無くてはフィルムは感光しないのでいつもは街灯などの夜間照明を適当に利用している。が・・・あいつらは動かない(あたりまえだ)更にに蛍光灯の場合は連続光ではない上に発色も想像出来ない。それはそれで十分楽しいのだけど。もしストロボの様な白色の連続光が自由に当てられるときっと撮影の幅が広がるってもんだ。

メタルハ・・いてっ

そんな夢の光源が存在するのである。メタルハライドランプと言う物を御存知だろうか?野球場の水銀灯やトンネル内の照明に使われるナトリウムランプと同じ構造で真管の中の高圧ガスの放電で発光する仕組みでひとまとめにして通称HIDランプと言う物のひとつらしい。まさに条件にピッタリな光源だが何せ安定器が必要だったり価格がうん十万円もする為素人写真家にはとっても使えない物らしい。(普通そんな物いらないだろ)しかし、私は偶然にもその夢の光源がある。普段から明るいなーなどと暢気に思っていたが私の車のヘッドライトがそうらしい。確かに通常のヘッドライトより遙かに明るくしかもフィラメント発光でないので玉が切れることがないと言う便利物の為最近車の業界ではHIDランプに改造する専門ショップだってあるほどだ。もちろんヘッドライトは照明方向が一定な為自由に方向を変えるには何かで進路変更してやらなければならないが。あとは私の照明技術だが見よう見まねでがんばってみよう。

-2000.6.3