居酒屋「ほっときな」

〜のびーさんがやってきた!〜(長文注意)

おや〜あの方はのびーさんじゃないですか・・・・。確か「ニコンF4とかとの日々」のHPの作者さんですよ。鋭い観点ととっても魅力的な文面でとっても熱いんですよね〜あのページ。あれ?側にいるのはお隣のろくろーさん・・・何で・・・また変な組合せですねいったいあのお二人なに話してるんでしょうかね。毎度ながらちょっと聞き耳たててみますか。

ニコンはタフガイだ!

 
ろくろー

「僕なんかとってもミーハーで、連れのF4を前に”男の持ち物”なんて言葉と一緒にニコンに取り付かれちゃったんでイメージってのは職人堅気な部分や男のロマン(?)みたいな部分から好きになっちゃったんですがのびーさんにとってのニコンってどんな感じなんですか?」

のびー

「(もぐもぐ)やっぱウマイですね。広島の牡蠣。(←聞いてない)」

ろくろー

あっ!いつの間に!もうそんなの食べてる。やっぱり牡蠣にはこれ地酒の加茂泉!ハゲ(カワハギ)の肝なんてのもぶちうまいっすよ。ってそうじゃなくって。」

のびー

「あ、すいません。ニコンのイメージですか。つきなみですが、「タフガイ」の一言につきます。僕の初めてのニコンはFEでもう十ウン年の付き合いですが、まったく元気なんですよ。長い間に、いろんなところへ行き、何度かは落とした事もありますが、黙って動き続けてる。
広島的に言えば、デッドボールで骨にヒビが入っても黙って一塁へ向かい連続出場を続ける鉄人衣笠といったところでしょうか。で、やっぱ「もみじまんじゅう」、おいしいですか?」

ろくろー

「やっぱ今の時期なら安芸の宮島に行けば紅葉の中で緑茶飲みながら焼きたての紅葉饅頭はかなり格別ですよ!。神のつかいの鹿と凶暴な猿とその糞には御用心ですけど・・・。」
「でもタフガイと来ましたか。宇宙にも行ける頑強な相棒鉄人28号ってとこですね。よくニコンは新技術に対して不器用だと言われますがその分基本を守る所が魅力だったりしますよね。きっと頑丈で粋な所もその一つの魅力なんですよね。」

のびーさんの理想のカメラって?

ろくろー

「でも一言でカメラと言っても世代やメーカーなんかで種類は莫大あってどれが良いかなんて選ぶのも一興なんですけど。もしそんなこと無視して「のびースペシャル」を作ってくれるって言われたらどんなん依頼しますか?私なんか挙げれば切りがないんでしょうけどマルチパターン測光があるF3なんて結構理想なんですけど。どうですか?」

のびー

「・・・ちょっとトイレ。」

ろくろー

「あっ、そこんとこの奥ですよ。」
「親父い〜スーパーライトと火い〜。あとズリちょうだい!アジの刺身も〜・・・・てあれ?のびーさん何してるの。」

のびー

「あれ・・・あっああ〜今○○仕込んでるの。」

ろくろー

「????」

(5分後)

のびー

「そうですね、僕はマニュアルで始めたし、僕のイメージはタフなニコンなので、是非超タフで実用的かつ一生使えるようにニコンのMFカメラが欲しいですね。機能は超基本機能しかなくて、その基本性能はどれも世界最高レベルなのが理想ですね。もちろん質感とか操作感も大切です。」

ろくろー

「タフで実用ですか!!!なんかそれって蒸気機関車みたいな感じですね。ニコンのFMというより現代版FTNやFって感じかな〜。」

のびー

「そうそう、他のどの日本メーカーも作れないようなの。ライカファンとかも、やられた!買おう!って思うヤツ。」
「スペック的には、視野率は100%くらいで、それでいて、倍率は0.90倍くらいあると気持ちいいです。僕の場合。メインのシャッターは、電子式、機械式を問いません。信頼性があれば。でも、緊急用の機械式シャッターは搭載必です。スピードは、B,1秒〜1/2000くらいで十分です。もちろん、幅があればあるほどいいですが、耐久性と精度優先です。この際、AE機能はなくてもいいです。」

ろくろー

「ということは基本はF2に近いじゃないですか。デザイン的にはどうです?」

のびー

「ボディは超頑丈。ちょっとクラシカルなのがいいです。今のFM2のクロームみたいなの。/Tのようなチタン製でもいいんですが、大きさはF3と同じか小さいのがいいです。今回のデザインはあえて、外部デザイナーな必要はないです。オーソドックスなニコンのMFカメラのデザインにしてくれれば。FE,FMとかの路線です。グリップもつけないで欲しいですね。」

ろくろー

「FM2のクロームとはちょっと以外だな〜。でもなんかFAみたいに張り付いてる様なグリップなんていらないし極力シンプルな方が僕もいいな〜。
あれ〜あ〜あ日本リーグ巨人勝っちゃったみたいですよ。」

のびー

「王さん・・・」(舞台上手天井を見上げる)

ろくろー

「あ〜あ。速攻重量打線巨人にしてやられましたな。”そっこう”といえばのびーさん!。(ちょっとこじつけ気味・・・)

のびー

「測光は、やっぱ便利さをとって、中央重点マルチパターンスポットがあると最高ですね。しかもOMみたいに、何箇所も計って計算できるスポットだと楽しいです。表示方式はFEとまったく同じがいいです。追針式の表示に敵うものはありません。僕には信じられませんが、この方式は衝撃にヨワイという話を聞いたことがありますので、ここは現代の技術で、衝撃に強くして欲しいです。一応、夜間用にファインダー内の照明もあると嬉しいです。」

ろくろー

「測光部分完全同感ですね。やっぱり欲しいマルチパターンって感じで。追針式もFE2買ったのもあの表示方式に惚れてしまった部分って結構ありましたからね。でも衝撃に弱いってどのレベルなんでしょうね?報道カメラマンなんか2・3台肩から掛けてカンカン言わせながら走ってたりしますけどそんな中にもFEなんかも混ざっていたんでしょうから少々じゃめげないんじゃないですか?」

のびー

「やもしれませんね。実際、僕のFEは普通の使い方をしてるんで分からないだけかも。本当は僕が思ってるより全然頑丈なのかもしれませんね。」

ろくろー

「感覚の耐衝撃性能は壊してみて「わかった」じゃ遅いでしょうしそうでもしなけりゃわかりませんものね。やっぱり大事に使います。」

のびー

「でも衝撃だけでなく、防水防塵機能も充実して欲しいです。F5以上タフにして欲しいですね。そうそう、衝撃性に関しては、カニ甲羅型を超える新ボディーフレームでお願いしたいです。トヨタの衝突実験場で、最終テストしちゃうような。」

ろくろー

「僕なんか防塵はうれしいですけど防水は使い捨て透明ラバーケースがいいです。こっちの方が通常の電池やフィルム交換しやすい。とは言っても完璧にGショックもびっくり20m防水ですね。どうせなら水中で落としたときも安心のリモコン付きバラストタンク搭載しましょう。いっそのことリモコン操縦でマブチ水中モーターで移動し・・・あれっこれってカメラじゃ無くなりますね。」

のびー

「あ、防滴って言おうとして間違えました。たはっ。」

ろくろー

「あっちょんぶりけ!(←復刻語)」凸(T_T#)

のびー

「水中はニコノスに任せましょう!一眼レフのボディが大丈夫でもレンズから水が入ってくるみたいですし。」

ろくろー

「そ・そんな〜」

のびー

「まあ、こんな事を言ってますけど、じゃあ、なんでそんな普通の人間のくせに、そんなタフなカメラが欲しいかっていうと、タフなカメラの屈強そうな操作感が好きなのかもしれませんね。あとFEがそうなんですが、長く使うカメラには愛着があってポストFEをって事になると、「長く使えるカメラ」であって欲しい、、、そんなとこでしょうか。だから、別にジャングルや冬山へ行って撮影する事はほとんどないでしょうが、そこでも大丈夫なカメラなら、平凡な生活をする僕なら、絶対長く使えるに決まってる。そんな風に考えてます。カメラは消耗品になりつつある今の世の中、ちょっと変人ですよね。」

ろくろー

「ええ全く持って変人ですよのびーさんは。でないとあんなに熱く楽しいホームページが創れませんよ。でも最近のカメラのボタン系操作とデジパネ表示はな〜んか携帯電話みたいであんまり粋じゃないと思いませんか。」

のびー

「操作系に関しては、F4がひとつの完成形だと思いますので、巻上げレバーがついてて電源スィッチのあたりがないF4といえばいいでしょうか。電源に関しては、FEみたいにちょっとだけ巻上げレバーを定位置から出すと電源ONになるタイプがすぐ撮影体勢に入れていいです。ま、僕がそれに慣れてるってだけなんですが。とにかく、見た目はFEなの?FMなの?っていうなるだけオーソドックスなMFカメラでいて、中身は凄いタフで、必要なものはすべて揃ってる、で、無駄なものがない。そして、そのすべての基本性能が、とてつもなく高いところで融合してる。で、あのSシリーズやF,F2、F3とマニュアルカメラを作ってきたニコンが久々に一生モノのとして作った、そんなカメラが欲しいです。でも見た目はさりげないのがポイントなんです。
あれ・・・?ろくろーさん、寝ちゃいましたか?」

ろくろー

・・いやいあ〜大丈夫じゅる・・大丈夫すよ。いや〜でものびーさんの理想はしずめ羊の皮をかぶる狼ってところすね。でも測光部分を除けば総合的ではF2なんか近いすけどF2も一生使えるものなんらから今中古で買っても一生持ちそうれすけ新品ならぬ真品はだめすか?」

のびー

ダメなんです。(きっぱり)別に中古がキライなワケではなくって、さっきも話に出た、長持ち度の事なんです。 いくら30年使えるようなカメラでも、すでに25年くらい経ってしまっては余命いくばくもないです。F2クラスなら、今でも修理がきくそうですが、やはり部品の問題はどうしても出てきますよね。だから長く使いたいカメラは、現行品がいいのです。だけど、現行品で長く使えそうなカメラが少ないのが、痛いとこなんですけどね。ん、こうやって考えると、僕って天邪鬼なんですねぇ。 」

ろくろー

「やっぱり折角友達になったんなら長く付き合いたいもんですよね。でも現在のカメラでいい年の取り方するカメラって少なくて中古でも楽しく一緒にすごせればOKと思ってしまいます。大げさに言うと壊れても文句も修理もできなくってもいいです。となるとのびーさんの理想がF6としてニコンに作ってもらえると悩みは解決なんですけど。 」

のびー

「うーん、間違いなくF6は、耐久性以外は僕の欲しいのと180度違うものになるでしょうね。でも、F一桁である以上、その時代での最先端、最高でなければならないんで、それは仕方ないと思ってます。なんかニコンが超儲かってシャレで、今言ったMFフラッグシップ機出してくれないっすかねぇ。」

ろくろー

「それなら案外ありえるかもしれませんよ〜。行けニコンよ!おまえは王道を歩く異端児だ!少なくとも私なら新品で2台買うぞ!。無論現金出世払いだ!・・・・ あれ・・うごっ。あちゃちょっとまずい・・あれまた牡蠣あたったかな。・・・ちょっとトイレ・・・・・・・・・・・・」

ニコンF4とかとの日々の今後?

あーあーろくろーさん毎年あたってるんですよあの人・・・よくあれで牡蠣嫌いにならないもんですね。
のびー

(店のお姉さんに向かって) 
「ろくろーさんってこの店良くいらっしゃるん ですか?」

お姉さんA

「ええ、大変な常連さんなんですよ。人気者ですし」

マスター

「この店の独身の常連さんの中で、女のコの人気No1ですよ」

のびー

「!・・・確か、ろくろーさんって、けっこ・・・(言葉を飲みこむ)」

ろくろー

「のびーさん変な物飲み込まないでくださいよ。えっお姉さん?どこどこっ!げっ!誰かと思えばとなりのたばこ屋のおばばっ!若作りして飲みにくんな!ほとんど変装じゃねーか!えっお腹?只の便秘だったです。すいません・・・・ん・この甘酸っぱい臭いは・・・」

のびー

「そう思って、繊維質をたっぷり含んだ ホットサツマイモ・カルピスサワーを頼んでおきました。」

ろくろー

「げっ!親父入れ知恵しやがったな。」
「でものびーさんのページが終わって僕悲しいんすよ。前にエープリルフールの日に一日だけのびーさんのHPが大変身したことがあったじゃないですか〜。あのときはグッチョビックリさせらりたんすよ〜妙にリアルだったし。例えば21世紀元旦バージョンとかで局地的に復活ってないんですか?」

のびー

「おっ、よく覚えてらっしゃる。あの日だけギャグで「キヤノンEOS1vとの日々」とかってタイトルにして掲載してました。またいつかやりたいですねぇ。でも、21世紀の元旦になにか更新するって事はないです。その頃、僕は実家に帰ってる予定だから更新できないっちゅう・・・。」

ろくろー

「あっ俺もだ・・・でも密かにHP作成ソフトの練習してるじゃないですか?けっこう楽しみにしてみてますよ。密かに顔写真なんかあったりして・・・」

のびー

「うっ!見つかってましたか。グッチェビックリです!
このソフト、HP閉鎖してからイジリ出したんです。ま、軽い近況報告みたいな感じで、気楽に不定期に練習してます。」
「考えてみたら、今年最後のもの=今世紀最後のものって事ですよね。もしかしたら、さっき食べた牡蠣は、僕の食べる今世紀最後の牡蠣かもしれない・・・。ろくろーさんのHPでは、なにか特別企画をお考え中ですか?」

ろくろー

「え?特別企画ってこれですよ・・・超特別私のわがまま企画・・・でも今年のエープリルフールには私のページもやってみようかな?(←またパクろうとしてる)でも考えてみれば今回はのびーさんに無理矢理復活させた様なもんですね。まじめに感謝してます。あっ腹へってないです?茶漬けでもいきましょうか?」

のびー

「うーん、もうお腹いっぱいなんですが、夜中に小腹が空くといけないんで、ビフテキ(死語)でも食べてハッスル(死語) しますか。でも、うち帰ったらバタンキュー(死語) だな、きっと。」

ろくろー

「よく食べますねのびーさんは・・・それじゃ腹も落ち着いたしこんなしけた店でて次に行きませんか?ききましたよのびーさん結構歌うまいんですってえるんですって?ようし(←親父?)今日は徹夜でオケりましょう。(死語)」

マスター

「あっれーろくろーさん? 今なんとおっしゃいましたかね? いままでさんざんいかした私のお店を居酒屋風に変えてまでお出迎えしたにも関わらず・・・ しけた店?」(・・・・プチン)

のびー

「あれ?今、何かがキレた音が・・・。」

ろくろー

げ〜あっち〜悪かったって。これっておでん汁?。げっ!そのはんぺん投げんじゃねーぞ。落ち着けって。あ〜・・・あっぢい〜このくそ親父〜。」

のびー

修羅場をそっと逃げ出す のびー。舞台下手より退場(暗転)

ラストオーダー

今回は無理矢理のびーさんに登場していただきました。
のびーさんはとっても気さくでいて奇策に富んだ楽しい方でした。
お陰で新キャラが次々に出来てしまいましたが・・・。

「のびーさん本当にどうもありがとうございました。また一緒に飲みに行きましょうね〜。」

随分と今回は長文記事になってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございます。
御意見御感想また寸評のほどおまちしてます。
 

-2000.11.10